ツボはどうして効くのか

2017.02.04 10:59|ツボの話
近年、西洋医学ではなかなか効果が得られない疾患に対する治療法として、または、西洋医学と併用する治療法として、東洋医学が注目を集めています。

東洋医学の考え方の基礎となっているのが、古代中国の哲学である「陰陽論」と「五行論」です。

陰陽論の考え方とは、宇宙の全てのものは、陰と陽の二 つの相反する要素から成り立っているというものです。

一方、五行論とは、然界の様々な現象を、「木火土金水」という、5つの要素に分けて、その因果関係を 説明しようというものです。

人間の体内にある、臓器、五臓六腑も、全て5つにあてはめて考えられています。
●「木」に属するもの・・・肝の臓、胆の腑
●「火」に属するもの・・・心の臓、小腸と三焦の腑
●「土」に属するもの・・・脾の臓、胃の腑
●「金」に属するもの・・・肺の臓、太陽の腑
●「水」に属するもの・・・腎の臓、膀胱の腑

そして、病気とは、これらの五行の乱れによって、生じるものであると考えられています。所属する臓器に異常が生じるというわけです。

従って、木火土金水の五行の調和を考えながら、五行に属する五臓六腑を調節することによって、病気を治療するという考えで成り立っています。

ツボが存在する経路には、肺経、太陽経等があります。肺の臓をめぐる経路には、肺経、太陽の腑をめぐる経路には、太陽経というように、それぞれが、 めぐる臓腑の名前が付けられています。

そして、これらの経路は、関連の臓腑にエネルギーを与える役目を持っているというわけです。そして、ツボ療法も、こ のような考え方に従って、不調な臓器に対応する適切なツボを刺激するというものなのです。


まずは、人体解剖と同じで全身の神経と筋肉の全体把握。基本ありきです。

そして、世界保健機構(WHO)に認定されているツボの数は361あります。